2017年5月27日土曜日

日本百名城 人吉城

こんにちは♬
観光・郷土情報センター 肥後の梅太郎です


熊本城とともに、日本百名城に選ばれている人吉城ヽ(•̀ω•́ )ゝ

およそ700年もの間、球磨郡を治めた相良氏の居城です
鎌倉時代から明治維新まで、ほぼ同じ土地の領主をつとめるなんてすごかです(° ꈊ °)

 自然の地形をうま~く活かして建てられた人吉城
 球磨川と胸川を外堀、水運に利用しました(๑•̀ㅂ•́)و

上の写真は、胸川からみた人吉城です
川と石垣のコントラストが美しい!! ´⌣`*

人吉城は、2度も大火にみまわれました

特に被害が大きかったのは、文久2(1862)年の虎助火事。
城内のほとんどの建物が焼失してしまったそうです

そこで御館の防火のために設置されたのが、こちらの「西洋式はね出し石垣
石垣の上の部分がどーんと出っ張ってます

函館五稜郭など西洋式の城郭へ採用される工法で、
昔ながらのお城に採用されているのは人吉城だけなんだとか( ✧Д✧)

時は幕末、積極的に西洋のいいところを取り入れたんですね~╭( ・ㅂ・)و ̑̑ 

 年貢米の出し入れに使用されていた「水ノ手門」です
奥にみえるのは、球磨川

球磨川・胸川 に面した石垣の7箇所に船着場があったそうです

こちらは「堀合門
お殿様の住まいの裏口にあった門です

こちらは、復元されたもの。

本物は相良藩の家老屋敷跡、武家蔵に移築されています
重厚感のある門は、必見ですよ~

ちなみに...武家蔵の「焼酎アイス」 もお忘れなく!!(*´﹃`*)

人吉城の城郭はかなり広い!!

三の丸からは、人吉市内を一望できます✧ं॰*
絶景なり。

歴史を感じる石垣や階段

こちらは、二の丸。

お城の中心部で、二の丸御殿がありました
広大な敷地から、かなり大きなお屋敷だったことが想像できます(*˘︶˘*).。.:*

なんさん、眺めのよかとです(´▽`)

本丸にむかう際は、ときど~き休憩がてら後ろを振り返ってみてくださいね
ちょっと殿さま気分に浸れます´⌣`*

 人吉城でたいぎゃなむしゃんよか(とってもかっこいい)場所

御下門跡
人吉城の三の丸、二の丸、本丸へ登城するときに、最初に通る門でした
 殿さまや家来たち専用の御門だったそう。

現在はだれでも通行可です(^o^)丿


               
人吉城や相良氏について詳しく知りたい方にオススメの「人吉城歴史館」 
充実した展示内容で、楽しく学べます(๑•̀ㅂ•́)و

必見なのは、発掘調査で発見された 謎多き「石積みの地下室遺構
なんと(゜o゜)!! 全国で確認されているのは...ここだけ!!!
スタッフの方にお願いすると、実際に降りて見学できます

歴史学者になった気分で、いろいろと妄想してしまいました(*´ω`*) .。.:*・゜゜・*



当館では、人吉城のパンフレットのほか人吉球磨のパンフレットも取り揃えています

歴史ロマンあふれる人吉城。
みなさまもぜひ訪れてみてください


※このブログの内容は「人吉城跡ガイドブック」『史跡人吉城跡』 を参照させて頂きました。



人吉城歴史館

開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日  :毎月第2月曜日(当日が祝日の場合はその翌日)
       年末・年始(12月29日~1月3日)

観覧料  :一般 200円 
       団体(20人以上) 1人につき150円
       高校生以下 無料