2017年6月29日木曜日

「ビブリオバトル IN くまもと森都心」


こんにちは、図書館です。

今回は528日に開催された
「ビブリオバトル IN くまもと森都心」の様子をお伝えします。

ビブリオバトルとは、
好きな本を持ち寄り、紹介して、
一番読みたくなった本【チャンプ本】を決める書評ゲームです。


今回のイベントは
熊本のブックイベント「本熊本(bon kuma hon)」とのコラボ企画。
今年の「本熊本(bon kuma hon)」のテーマは『音』。
バトラーのみなさんには、『音』に関する本を紹介していただきました。

紹介された本は、
.『人質の朗読会』小川洋子(中央公論新社




2.『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』村上春樹(新潮社)




3.『虐殺器官』伊藤計劃(早川書房)




「音」という縛りのなか、
3名それぞれ違った内容の本を紹介していただきました。
一見「音」に関係ないようにも感じますが、
バトラーの話を聞いていると
それぞれの本をどのように音につなげているのかも知ることができ、
テーマの決まっているビブリオバトルの楽しさの
ひとつだと改めて感じました。


質問タイムでは、
バトラーをはじめ、観戦者から
紹介された本について「知りたい」という
気持ちが伝わる内容の質問があがりました。


終了後もバトラーと話をされる観戦者の方がいらっしゃり、
ビブリオバトルを楽しんでいただけたようでした。

本を紹介することの楽しさを
知っていただくことはもちろん、
紹介された本を読んでみようと作品への興味を
もっていただき、
今まで読んだことのない新たな本との出会いに
つながっていくとうれしいです。